やらないこと(意味なし)リスト10か条を作ることで飛躍的に成長する!

「やること」に目が行きがちだが

若い頃はあれをやりたいこれをやりたいってのがたくさんあった気がするけど、歳を重ねてきて30代にもなってくると、自分の得手不得手がわかってきたり、やることの意味ってのを考え始めたりする。

 

やることって真剣に考え始めると結構色々あって、考えるならまずはお金や時間という制約を無視して考えるのがいいと思う。人って普通自分のキャパシティの中で現実的に出来ることを考えがちなので、本質的に(=仮に億万長者になっても)やりたいことって何だっけ?ってところから落とし込んでいけば、自然とやりたいことって整理されてくる。

 

そういったアプローチも必要なのだが、実際やりたいことリストを作ったところで、結局実現可能なものを選ぶ感じになるので、なんかスッキリしない感覚になることが多い。

 

また、「必ずこれをやる」という事項が多すぎたりすると、最初のうちのモチベーションが高い時期はいいが、普通は段々とやる気が下がってくるもので、例えば1日サボっただけですべて無になってずっとやらなくなるといった現象も起きたりする。これは人間だから仕方ないと思っていて、余程好きでたまらないことか、断固だる決意で絶対にやるというもの以外はなかなか続かないもの。

 

っていう前置きがあって話を戻すと、やることを実現するより、やらないこと・やりたくないこと・意味ないことを整理して「やらないようにする」ほうが遥かに楽だし気楽に取り組めるからいいな、ということに最近気が付いた。

 

やらないこと(意味なし)リスト

検索エンジン的には「やらないことリスト」が正式的な名称な感じはするが、個人的には「意味なしリスト」のほうがお気に入り。なんか、はいこれ意味なし~ってバッサリ切っていく感じが気持ち良いという感じがする。感覚の話だけど。

 

<意味なしリスト>

①食後3時間以内、18時以降の昼寝

②夜更かし(MAX2時)

③業務時間外に仕事のことを考える

④脳内で30分以上悩む

⑤否定形、命令形の使用

⑥代替案のない指摘

⑦感情的な振る舞い(怒る)

⑧見栄、自慢話

⑨嫌いな人と遊ぶ

⑩思考停止でゲームする

 

これら10か条は生きていくうえで全く意味ないなと感じた。

一つ一つ説明してみる。

 

①食後3時間以内、18時以降の昼寝

これは人によって体質が違うから一概には言えないけど、経験上意味ない。

自分は趣味が睡眠なんじゃないかというくらい寝るのが好きというか、正確にいうと眠すぎて起きてられないことが多いんだけど、寝すぎてスッキリすることってあまり無くてむしろ睡眠が睡眠を呼ぶというか悪循環に陥ることが多い。

本当に眠くて仕方ないなら寝てもいいと思うけど、やることなくてとりあえず寝ようみたいなパターンをやってしまうとロクな1日にならない。

いわゆる睡眠負債って取り返せるものではないというのが教訓。

そして、

・食後3時間以内は太るからよくない。

・18時以降の睡眠は夜の睡眠の質が落ちるからよくない。

この2つだけは守るべきだというのを今まで失敗してきた中で得た。

あと、できれば昼寝を取るにしても横にならないで15分身体を休めるくらいにしておいたほうがいい。これは絶対にはしなかったけどなるべく守りたいところ…。

 

②夜更かし(MAX2時)

夜更かしも人間の身体の構造とかを考えるとまぁ意味ないなと。

遅くまで起きたとしても睡眠時間を一定に確保できるならまだいいけど、夜遅くまでゲームして睡眠時間を削るのは最悪。そのときは楽しいけどトータルで損する。

自分はいま在宅勤務しているので朝9時に起きればいいから、MAX2時までだと睡眠時間を7時間確保できるからこの上限にしてる。

実際にはベッドに入って即寝れない日もあるのでバッファ的な意味で目標1時、遅くても1時半までにベッドインを基本にしている。

日中余計な睡眠を取ったり不規則な生活をしてなければ基本的にはすぐ寝れるはず。

考えごとがあったりするとよくない(以降のリストに続く話)。

あとは休みの日もあんまり生活リズムを崩さないように心掛けているところ。

 

③業務時間外に仕事のことを考える

これは脳の問題になってくるから完全にコントロールしきるのは難しくて全くゼロにはできないけど、意味ないことでまず浮かぶことの代表例かと思う。

仕事していないときに仕事のことを考えるというのは実質仕事をしているのと一緒なのでつまりはただ働き。合理性を考えると全く意味ない。

そればかりか、上述した睡眠にも悪影響を及ぼすし、生産性という意味でも良いことない。余程仕事が好きならいいが、そうではないなら仕事モードと休みモードで完全に頭を切り替えるのがベスト。

ただ人間だからそういうわけにもいかないので、うまく付き合っていかないといけない課題である。

仕事のことって書いたけど、基本的に悩みのほとんどって人間関係だから、そもそも悩むことってあんまり意味ないなと思ったところで次に続く。

 

④脳内で30分以上悩む

最近になって気がついたこと。頭の中であーだこーだ考えて悩みすぎても時間がかかるだけで解決に繋がらないことが多い。そんなに頭良くないってことを自覚した。

だから脳内で悩むより、アウトプット型で何かに吐き出すのがいいなと考えている。

一番いいと思うのは何かに書き出して整理することで、ブログでもいいし、エクセルとかローカルのメモ帳でもいいから、書いてみると結構整理できるし記録が残るからあとで見返すこともできるのもグッドポイント。

ブログに関しては、書くとなると文章をちゃんと考えたりしてそこに対して時間を使ってしまうから、「悩む」ということに対してはあんまり適してないかなと思う。ある程度整理できたうえでのアウトプットには最適な場所になる。

また、アウトプットとして誰かに話をするのも有効な策。実は大した悩みじゃなくて話せば楽になることもしばしば。

一方で実体験としてあんまりよくないと思うのは独り言で声を録音すること。

これを夜な夜なやったりすると頭が冴えて余計寝れなくなったりする。

よって、あ~これ頭の中で悩んでも解決しないな~と思ったら早めにテキストに書き出す習慣を身に着けたいところ。

繰り返しになるけど寝るときに悩み始めるのはホント良くないのでそもそも悩みを減らすための行動を常日頃からしたいところである。

 

⑤否定形、命令形の使用

ここからしばらく対人関係が続くが、まずは一つ目。

まず対人関係の原則は、「共感」「褒め」「肯定」。基本これだけでいい。

ただ、自分の意見と異なる場合でも何でもかんでも容認してたらメンタルがぶっ壊れたり、人間として評価されなかったりするので、全部は無理。

相手に意見を言うことは重要。

だけれども、そのときの言い方には心掛けたい。

・否定って脳の構造上ダメなんですよね。

参考:脳は否定形を理解できない (biz-frameworks.com)

否定形を肯定形に変えるだけで全く違う。

命令形も最悪。例え仕事とかで自分が立場が上だとしても絶対に使わない。派生して、後輩を呼び捨てで呼ぶとかも最低(下の名前とか愛称はOK)。

また、「脳は主語を判断できない」と言われているので、ネガティブワードも見たり聞くのもよくない。

参考:人間の脳は「時間」「主語」「否定」を判別できないって知ってますか? - 幸福へ舵を切れ!【勇気づけの専門家】うつ専門メンタルコーチコーチ メタル (raise-eyes.jp)

だから、Twitterとか5chとか匿名系のSNSとかってあまりよろしいものではない。

これらは最初から目に入れない、耳に入れないって考えが必要。

Twitterとかはあくまでもビジネスとして使うイメージ。

それか自分に共感してくれる人だけを身の回りに置くようにするか。

大事なのは、コントロールできないことを無理にコントロールするのではなく、自分でコントロールできることを考えましょうってことだと思う。

 

⑥代替案のない指摘

これは⑤とちょっと似てるけど、心がけているところ。

相手に何かを指摘したりするときは、必ず代替案を出す。じゃないとただの否定になってしまうばかりか思考停止に陥ってしまう。

※教育上意図的に相手に考えさせるのが有効な場面もあるので使い分けが必要

(その際も、ちゃんとそういう意図を伝えるのが大事)

とにかく思考のルーティンとして徹底したい。

 

⑦感情的な振る舞い(怒る)

怒ると叱るの意味は違うので、最初におさえておきたい。

怒るというのは自分の感情をコントロールし切れずに相手にぶつけることだと思うので、それをやってしまうと相手に不快な思いをさせるばかりか感情論になってしまうので全く意味ない。

自分ちょっと家庭環境悪くてアダルトチルドレン(別の記事で説明するかも)で父親がクレーマーだったりするのでそういうのを見て育ってきたんだけど、マジで意味ないばかりか周りに悪影響を及ぼすから感情的になるのは最悪。

ただ思うのは、たまに「この人感情あるの?」ってくらい事務的というかロボットみたいな人いるじゃないですか。

それはそれで魅力のない人間に自分は思えるので、個性を残しつつも相手に伝えるときは気を付けるっていうバランスが重要だと感じる。

 

⑧見栄、自慢話

これは自尊心の話ですね。

自尊心を高めるために他人に利用しているって状態がよくない。

他人依存ではなくもっと根本的な自分に対する自信を深めるために何が必要かとを考えるべき。だから変に見栄を張って自分をよく見せるのも、悪い癖がつくだけで長期的に見て意味がない。むしろ自分の弱さを見せてくる人のほうが人間的に魅力がある。

自慢話が意味ないってのは恋愛でよく言われている。

男が女に過去の栄光やステータスなどを自慢話しても基本的には引かれるだけで見透かされる恋愛論はここではしないけど、さりげなくアピールするって戦略が大事)。

恋愛じゃなくてもついやってしまうこと(俺この資格持ってるぜとか)があるので個人的にはこれからも注意していきたい。

驕らずに、謙虚に生きたいところである。

 

⑨嫌いな人と遊ぶ

嫌いな人と関わってもストレスになるだけなので意味ない。

ただ仕事上だとそういうわけにいかないので割り切らないといけない場面はある。

それについては上述したとおり、あまり悩まないように心がけていきたいところ。

我慢すべきところは我慢。

反対に、我慢しなくてもいい場面は全力で我慢しない。

自分はゲームが好きなんで、よくボイスチャット繋いでゲーム内フレンドで遊んでるけど、相性合わない人ってやっぱりいる。

そういう人とは変に言葉でバトルするんじゃなくて徐々にフェードアウトしていくようにしてる。ブロックしたりフレンド切ったりするのは角が立つのでするべきじゃなくて、大人の対応が必要。ゲームの世界では特にだと思うけど、うまいことスルーするような対応出来てない人が多い。だからすぐ荒れる。

あと、家族に感情的な人がいたりする場合。この場合についても、そういう人と論理的な話をしてもオチがないからしないほうがいい。むしろ同じ人間だと思わない(トカゲだと思う)ほうが精神衛生上よかったりする。

相手がどういう人間なのか早めに見極めて線引きするのが大事だと思う。

そのスキルは経験で磨くことができる。

 

⑩思考停止でゲームする

ついにラスト。自分への戒めのこめて。

2021年は完全に休職して1年間引きこもり状態だったので、暇で暇でしょうがなく寝るかゲームするかの生活をしてた。もう取り戻せない時間だからしょうがないし、交友関係を広げたりしてゲームの楽しさもわかったから悪い面ばかりじゃないけど、俯瞰的に考えてゲームのやりすぎってよくはないよなーって。

心の底から楽しんでいる人はいいと思うけど、なにかゲームをやることに疑問を考え始めたら生活スタイルを変えるときかなと思う。

2021年、データを取るとトータルで2000時間近くゲームをしていたので(厳密には放置している時間もあるが)、1日平均で5時間もやっていたことになる。おかしいでしょ…。

まぁそのときは休職真っ只中で色々あったので、助けられもしたんだけど、生産性って考えると無駄な時間のほうが多かったかなとしみじみ感じる。

ゲームに生産性を求めるのが酷というか、ストレス発散という見えない貢献があるので一概にダメってわけじゃないけど、適度なバランスが必要かなって。

やりたいのに変に我慢するのもよくない。

ただ1日5時間とかだとほかにやることあるんじゃないの?って普通思いますよね。

 

大事なこと:遵守率90%を目指す

以上、長文になりましたが書きたいことがか書けたかなと。

自分宛ての内容ではあるけど、何か参考になれば幸いです。

 

どんなときでも100%約束を守る!っていうか考え方だといつか破綻するので、人はミスするものだからその都度改善していけばいい、90%くらい守れていればOKってくらいの感覚で生きていたほうが、楽しいかと思います。

 

なので、自分もそのくらいの意気込みで、頑張るけど頑張りすぎないように、やっていこうと思います。

 

以上