【競馬】2018年以降データで馬体重による単勝回収率の違いを見る【分析】

競馬メモ;

 

条件にもよるが、一般的に馬体重は軽すぎるよりある程度の馬格があるほうが回収率が高いとされている。今回それを独自の理論に応用してフィルタリングできないかを検証していく。

 

基本的に460キロを境に成績が変わるとされているかどうなるのか。

最初に全体の数字を見て、さらに芝、ダート、性別によっても違うと思うので細かく分析していく。

 

とりあえず基本フィルターをクリアした2018年1月から2022年3月5日までのデータ5556件を用意。この時点で単勝回収率は102.1%なのでこれが基準値となる。

 

そのほか前提条件:

・馬体重はデータの関係で前走馬体重で検証する

・オッズは3倍~20倍で絞り込む

・1000万下以下の条件を対象とする

 

馬体重別成績(性別)

<馬体重別成績(全体)>

・399以下   30/16=187%

・400~409 27/41=65%

・410~419 111/101=109%

・420~429 185/188=98%

・430~439 298/335=88%

・440~449 489/553=88%

・450~459 639/676=94%

・460~469 743/774=95%

・470~479 894/819=109%

・480~489 642/657=97%

・490~499 712/529=134%

・500~509 419/397=105%

・510~519 270/226=119%

・520~529 121/126=96%

・530以上   87/118=73%

 

→470~519までが熱いゾーンでトータル111%。

→450~469、520~529は据え置き。

→449以下はやや割引。(92%)

→530以上は割引。

 

<馬体重別成績(牡馬・セン馬)>基準回収率:101%

・399以下   -

・400~409 3/0=0%

・410~419 4/0=0%

・420~429 36/40=90%

・430~439 94/106=88%

・440~449 198/220=90%

・450~459 325/334=97%

・460~469 443/464=95%

・470~479 601/564=106%

・480~489 435/437=99%

・490~499 580/430=134%

・500~509 314/326=96%

・510~519 209/192=108%

・520~529 107/110=97%

・530以上   73/105=69%

 

→全体とほぼ同じ傾向。

→470~519までが熱いゾーンでトータル109%。

→450~469、520~529は据え置き。

→449以下はやや割引。(88%)

→530以上は割引。

 

<馬体重別成績(牝馬)>

・399以下   30/16=187%

・400~409 27/32=71%

・410~419 111/97=114%

・420~429 148/148=100%

・430~439 203/229=88%

・440~449 290/333=87%

・450~459 314/342=91%

・460~469 300/310=96%

・470~479 293/255=114%

・480~489 207/220=94%

・490~499 132/99=133%

・500~509 105/71=147%

・510~519 60/34=174%

・520~529 14/16=87%

・530以上   14/13=107%

 

→全体とほぼ同じ傾向だが小柄な牝馬は買いのデータ。

→470~519までが熱いゾーンでトータル117%。

→450~469、520~529は据え置き。

→449以下はやや割引。(88%)

→530以上は割引。(母数が少ないので全体傾向と合わせる)

 

 

以上で大体の傾向見ることができたと思う。

あとは独自の理論に合わせてカスタマイズしていけばよい。

 

最後に芝・ダート別だけ書いてこの記事としては終わりにする。

予想としてはダートほぼ馬格が求められるはずだがどうか。

 

馬体重別成績(馬場)

<馬体重別成績(芝)>基準回収率:96%

・399以下   30/16=187%

・400~409 27/32=71%

・410~419 81/72=112%

・420~429 112/122=91%

・430~439 211/205=102%

・440~449 279/322=86%

・450~459 255/354=72%

・460~469 386/387=99%

・470~479 360/378=95%

・480~489 275/269=102%

・490~499 182/174=104%

・500~509 143/125=114%

・510~519 81/71=114%

・520~529 23/41=56%

・530以上   45/31=145%

 

→性別と比較すると若干違う傾向にみえる。全体がなだらかになったか。

 

<馬体重別成績(ダート)>基準回収率:107%

・399以下   -

・400~409 0/9=0%

・410~419 29/29=100%

・420~429 73/66=110%

・430~439 86/130=66%

・440~449 209/231=90%

・450~459 383/322=118%

・460~469 357/387=92%

・470~479 534/441=121%

・480~489 367/388=94%

・490~499 530/355=149%

・500~509 275/272=101%

・510~519 188/155=121%

・520~529 97/85=114%

・530以上   41/87=47%

 

→概ね予想どおりだがダートのほうが守備範囲が広い。